実は今日の昼間、ある方面から今週発売の週刊文春に、
倉持麟太郎氏の元妻の手記が掲載されると聞き、
早刷りの記事を読んだ。
一連のスキャンダルの内幕が、元妻の目線からかなり
生々しく書かれている。
どのみち木曜日に発売されて公になるものなので、
書いておくけれど、なにこの冷酷な男は?
この元妻とのやりとりの内容読んでしまうと、
申し訳ないけど、もう倉持・山尾コンビをかばおうとは
思えない。
倉持氏はこれまで週刊誌に載ってきた妻側の言い分を、
ぜんぶ嘘なんです、と言っていた。
ほんとか? と思う反面、不完全で嘘のまじった記事の
書き方に憤りを感じていたし、本人は、仕事に影響出て
本当に大変なんだと自分の被害を訴えていたので、
小さな子供を抱えてさぞ苦労があるだろうと同情して
味方しよう、支援してあげようという気持ちがあった。
皇室の問題ではかなり頑張ってくれていたし、
憲法の問題では、いろいろと知識を得る機会を与えて
くれてもいたから、その「公心」に大変感謝していた。
けれども、いろいろと不信に感じることがあり…
そして今回のこの記事、果たして「ぜんぶ嘘」と言える
のだろうか?
不倫がなんだ、フランスにならって政治に携わっている
能力のある人のことは、その「能力」で判断するべきだ
と思ってきた。
「能力」とはなに?
知識がたっぷりあり、頭の回転が速く、弁舌が立ち、
偏差値が良く、行動する力と社交の力があれば「能力」
だろうか?
違うと思う。
法律や政治に携わる人ならばなおさら、「能力」に
含まれる一番大切なものは、「信頼」だと思う。
信頼できなければ意見に耳を傾けようと思わない。
信頼できなければ人は協力しようと思わない。
信頼できなければ応援しようと思わない。
信頼できなければ託せない。
その信頼がとうとう完全に崩れた、という気分だ。
聞いていたことが、どこまで本当だったのか、
もうわからない。だからかばえない。うんざりです。